TAJIRI選手の書籍を読んで。
皆さんこんばんは。コロナウイルスの影響でプロレスの興行が出来なくなりましたがプロレス界全体でいえば英断だと思います。
皆さま一人一人が感染する事なく生活出来ることを願っています。と言ってる自分も体調管理をしっかりしたいと思います。
さて、本題です。読まれた方いらっしゃいますか??TAJIRI選手のプロレスラーは観客に何を見せているのか
この書籍です。凄く読みやすくてスムーズに読む事が出来ました。
結論から言います。
これはこれ。それはそれ。っていう印象です。TAJIRI選手のプロレス論ってのは完全にWWEのオーナービンスの考えそのものなんだなと率直に感じました。
ビンスの言うプロレスラーはキャラクター産業であると。そこにTAJIRI選手のプロレスの試合を支配するサイコロジー論。
ここの言い回しに関しては絶妙だと思います。
ですが、正直にここの部分を読んだ感想はそのスタイルを維持してTAJIRI選手が作る側として参加したハッスルという団体も長続きはしなかったということ。
確かに最初の頃は超満員でかなり人気だったのも事実。ただあのストーリーや演出は正直僕には全く合いませんでしたし、長続きしなかったのは日本ではまだ厳しかったと正直思いました。
というのも川田選手があれだけ四天王としてプロレスを披露してくれた選手がハッスルにてあのような形を取ったことは川田選手は楽しかったかもしれませんが、元の川田利明というレスラーを知ってる人間はやはり少しきつかったのではないかと思います。
プロレスの試合はサイコロジーという考え方であるという信念だけは曲げられないということに関して僕はめちゃくちゃこれは日本のプロレスに大なり小なり影響してほしいなと思います。
これはTAJIRI選手の絶妙な言い回しです。
そして、TAJIRI選手の言う昔のプロレスは両者リングアウトでスッキリしない展開ばかりだったと、要はプロレスの要素の中ですべてがスッキリするなんてことはあり得ないし、両者リングアウトや試合が決さないよくわからない試合だとかそういうことも含めて人生の縮図としてプロレスがある。
ここはめちゃくちゃ感動しました。
プロレスは人生に通ずる事って必ずありますよね。
1.5のKENTA選手の乱入もKENTA選手がどれだけの気持ちで乱入したか考えるだけでも違う見え方のプロレスが見えてくると思います。
あとはTAJIRI選手のWWEの生活はめちゃくちゃ面白かったです。何故WWEという組織が世界一なのかよくわかります。
この書籍物すごくオススメです。
今日はここまで。
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