内藤哲也
20年ほど前、小学四年の頃にプロレスと出会いました。その頃の自分は勝った負けたという事実と直面しつつも、プロレスラーという強さに惹かれていましたし、何よりヘビーの選手も大好きでジュニアも大好きなんですがプロレスというジャンルを見事に覆してくれたジュニア戦士が僕には一人います。
金本浩二選手。熱い金本さん、あの頃の新日ジュニアにおいてもっとも尊重されるエースであった事は間違い無いでしょう。
華麗に飛ぶムーンサルト、あのファルコンアロー。G1にも参戦した事がありますね。
そんな金本選手を見て僕は思った事があります。
ヘビー級の選手がジュニアの選手のように派手に飛んでリングを席巻する時はくるのかな?
その思いを見事に叶えてくれたレスラーが一人います。
今回の本題でもありますが
「内藤哲也」
この選手がその思いを叶えてくれたレスラーであります。
彼は棚橋というレスラーに憧れて新日のファンクラブに入会して、必ずプロレスラーになるんだという思いで毎日トレーニングして見事に入門テストをトップ合格しています。
入門テスト合格を果たし僅か半年でデビュー戦。翌年2007年にはBOSJに出場し外道選手から勝利。
ここにまず驚きます。デビュー僅かでBOSJに出場して勝利しているのです。
これはプロレス界では異例な事です。
その裏側にはしっかり新日の内藤選手への期待の表れがこの時から始まっているのですよね。
確実にスキルを上げると共にNOAHのリングやZERO-1のリングにも上がり、棚橋とタッグを組み全日の諏訪魔、征矢学とも対戦。
(今考えるとスゲー)
その後、様々な事が沢山ありました。
NO LIMIT
中邑真輔
武藤敬司
メキシコ遠征
CHAOS
怪我
IWGP試合がメインじゃない
Los Ingobernables
ここにはとても書ききれないくらい沢山あるので、割愛しますが内藤選手にとって一番大切な時期ってどう考えても高橋選手と組んでる時だったと感じるんですよね。
逆を言うとここで本来内藤のピーク前が来るべきだったと思うんですけど、なかなか絡まなかった印象です。
だいぶザックリいきます。
Los Ingobernables de Japón
このチームを作り見事に内藤哲也というレスラーとユニットが見事に一致するわけです。
IWGP
棚橋越え
プロレス大賞
新日のエースを超えた存在
G1優勝
このユニットが出来てから内藤選手はプロレスファンを確実に仕留めて完全な新日の看板レスラーとなります。
何故内藤選手がここまでのレスラーになれたのか?
まずは、とてもわかりやすいレスラーなんですよね。
プロレスファンからプロレスラーになり苦労を重ねてチャンピオンになる。
悪者もできて正統派も出来る。
カッコいいしグッズもカッコいい。
いや見る人から見ると全てがカッコいい存在だと思います。
おそらく、内藤が王者だからおもしろい!って言う人もいると思います。
全く間違っていないのですが、オールドなプロレスファンの中には内藤選手の事を好きだ!っていうのはなかなか言いづらい部分もあると思います。
要は食わず嫌い。みんな内藤が好きだから俺は逆にこのレスラーを応援しようとか色んな人がいるんですけど誰もが共通してる認識....
それは内藤哲也は間違いなく素晴らしいプロレスラーであるということ。
話を前に戻します。
ヘビー級でもジュニアのように飛んだり凄い派手な飛び技するレスラーは現れるのかな.....遠い昔からずっとその疑問を内藤哲也が解決してくれました。
スターダストプレス
あの技をヘビーの内藤選手が繰り出している事。
忘れもしないジーワン決勝戦
ケニーオメガとの一戦。
雪崩式のパワーボム(オールドスタイルな言い方)
を見事に切り返した内藤選手。
あの時は見事に両国がとんでもないことになってました。
1.5東京ドームで見せたスターダストプレス。
ヘビー級でジュニアのような選手.....
自分の昔からの想像を叶えてくれたのが
内藤哲也選手なんです。
自分は声を大にして内藤最高!とは言いません。
けれど内藤が勝つと心の中でいつも喜んでいます笑
プロレスファンは食わず嫌いな人が多いですね。
(いい意味で。)
二冠奪取してからコロナで思い通りにいかない中、内藤選手がトップとしてやるべきことをやり尽くした姿はグッときました。
また必ず満員のドームでスターダストプレス
見たいです。
勝った時はバカでかい声で
デッハポーン!!!!!!
自分もやろうと思います。
その時までトランキーロ!焦んなよ!
今日はここまで。
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